「家族の憩いの場となるような空間。そして、駐車スペースも庭の一部となるような遊び心のあるデザイン」をご希望されました。


門柱・アプローチ・駐車スペースを丸みのあるデザインとし、やわらかいイメージにまとめました。
門柱にはアプローチと同じ天然石の乱貼りを行い、立体的に一体感を持たせています。天然石の持つ高級なイメージが、門まわりを引き締めます。
駐車スペースは、車のタイヤの跡が残らないように生コンの洗い出し舗装に。タイヤの乗らないスペースは芝生とし、車がない時はお庭としての空間として楽しめるようにしました。
メインのお庭部分へは、建物から樹脂木製のウッドデッキを介してアクセスします。
2部屋の間口分を奥行1ｍ巾のデッキにすることで、お庭でバーベキューなどを楽しむ際はベンチにもなります。
お庭の真ん中には、シンボルツリーとしてサクランボの木を植栽しました。7月頃にはサクランボの実が収穫できます。
前面道路からお庭のスペースが直接見えないように、枕木とメッシュ筋（ステンレス製）を用いたオリジナルフェンスを製作し、ラズベリーなどおいしい実のなるツル性植物をからませ、グリーンカーテンにしています。
駐車スペースの左側の一部は家庭菜園とし、野菜やハーブ類、ブルーベリー、ジューンベリーなどを植栽し、キッチンガーデンスペースにしました。実りの時期がますます楽しみな空間です。
お庭の完成1年後には、建物内にある薪ストーブに使用する切り株などを保管する、オリジナルの薪置小屋を設置しました。お庭で過ごすファミリーの笑い声が絶えないお庭となることでしょう。