お世話になっているハウスメーカーさんからの依頼で図面を書かさせていただいたI様。
最初にお打合せした時から、きちんとしたイメージと理想をお持ちでしたので、そのイメージプラス私からのアイデアを形にしました。

ヨーロッパを感じさせる上品なイメージのエクステリアをご希望だった、I様。
建物に合った角門柱に剣先タイプの鋳物調フェンスを使用したオープン外構をとのご依頼でした。
柔らかなＲを描くアプローチには、砂岩系の乱貼りと洗出しのコンクリートを使用し変化を付けています。
全体のレイアウトはピシッと決まりましたが、悩んだのはポストをどうするか・・・でした。
ポールでポストを立てるのもピンときませんでしたし、壁に埋め込むようにすると折角のフェンスの効果がなくなってしまいます。
で・・・そうだ！フェンスに付けてしまおう！という案が頭の中に浮上しました。実際に図面を書いてみるととてもいい雰囲気です。
そして協力業者の小寺さんにご協力をしていただき、素敵に仕上りました。
駐車場のラインも、大体台数分の縦線を引きがちで、その中で模様を付けたりするのですが、今回は縦のラインはあえて強調しませんでした。
一見すると大きなレンガの目地のイメージで、コンクリートもモルタル仕上と洗出し仕上を使い分けています。
そして丸く穴を開け、タマリュウをアクセントにしました。
完成後、「何か気になる点とかはありますか？」とお尋ねすると「全く文句ありません！ありがとうございました！」と笑顔で言っていただけて、完成写真と同じように爽やかな気分で工事を終わらせることが出来ました。