エクステリア施工例
F様邸は、建物のG.Lが、+800と全面道路と高低差があるため、第一に玄関ポーチに立ったときに、まだ小さいお子様たちが、道路下に転落しないように門を兼ねた壁をご希望されました。
またお庭の部分に関しましては、メンテナンスフリーガーデンをご希望されました。
お子様の転落防止のため高い壁を設置しましたが、壁の高さが2mもあると、道路から壁を見たときに圧迫感が出てしまうので、手前の方に傾斜をつけて、40センチほど下げて圧迫感を軽減しました。
また、曲線状にすることでやわらかいデザインの演出と壁の強度を高めています。
安全面にも配慮し、門壁の位置を歩道から少し中に入れ、カーポートから車を出す際の歩道の視界を確保しました。
さらに、そのスペースは訪問されたお客様が、インターホンを鳴らして応答を待つスペースにもなっています。
螺旋状の階段の中心には、木曽石積による花壇を設けて、シンボルツリーにオリーブを植栽し、足元にはブルーベリー、ラベンダーなどのハーブ類、斑入りヤブランなどを植栽しました。
お庭部分は、近隣からの視界を目隠しフェンスにより遮り、プライベート空間として確保しました。
今、人気のリアルタイプの人工芝を貼り、お手入れが軽くなるようにしました。
その一部に物置を設置して収納スペースも確保し、その隣に小さめな花壇をピンコロ石を並べて造りました。
完成3か月後にお伺いした際には、お庭でビニールプールをご使用され、お子様がプールから出て裸足で歩いても気持ちの良い肌触りが気に入っていると喜ばれました。
また、アプローチ階段も使いやすと喜んで頂きました。設計者の私も、そのお言葉を頂いて大変満足しております。